1980-11-20 第93回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
これがいろいろ言い分があるようですが、こういう区分をなくして、すべての立木駆除に伐採費を導入してもらいたい、こういう要望もあるんですが、この点はどうお考えですか。
これがいろいろ言い分があるようですが、こういう区分をなくして、すべての立木駆除に伐採費を導入してもらいたい、こういう要望もあるんですが、この点はどうお考えですか。
○藍原政府委員 マツクイムシの防除には、特別防除と申します空中散布のものあるいは地上散布いたしますもの、立木駆除いたすもの、こういうものがございます。
四十八年の予算で言いますと、伐倒駆除の中心は、私ちょっと計算するのめんどうくさかったから、伐倒駆除の中の大黒柱は立木駆除ですから、それともう一つは枯損の幼齢樹の駆除ですわな。これはその次の大黒柱なんですが、これが急速に減ってくるわけですね。あたりまえですよ、それは空中防除が大変な勢いで飛躍的に大きくなってくるわけですからね。ですから、五十二年になりますと二億一千万という形になるんですね。
そういう点で、立木伐倒の量は減ってくるわけでございますが、あわせまして立木駆除と申しますのは事前に予測がつかないものでございます。当年度に枯れてくるものを切るわけでございまして、予算はその前の春に成立さしていただくわけでございますので、夏の終わりから秋口にかけまして枯れたものを切るということで、ある意味では見込み計上的なものでございます。
○鶴園哲夫君 伐倒駆除の一番大きなものは立木駆除ですね、これは非常に減っているんです、四十八年から。大体四十八年は五億ですよね、この立木駆除は。それが五十二年度は二億になっているんですよ。だから先ほども私が言いましたように、いまの予算の中で言うと八%ぐらいしかないんです、立木駆除というのは。 それから、伐倒駆除の中のもう一つの柱は、枯損幼齢樹の駆除ですね、これもうんと減っているんですものね。
今後においてもより安全に、しかも散布が徹底できるようにするため、試験調査の結果を謙虚に受けとめ、十分に被害対策を実施しながら、もし被害対策に伴って散布不可能な松林については、立木駆除を含めその林の伐採を促進し、または松林の公益性を勘案して市町村、地元関係者と十分話し合いの上、松の公益性が高いものにつきましては、むしろ被害を受けるおそれのある作物の作付の変更などの対策も同時にあわせ講じ、マツクイムシの
そういう点からいいまして材線虫によって枯れた松、これはもう立木駆除というふうな方法があるわけでございますからそれを徹底していただきたいというのが第一点でございます。 それから、いま一点は、この材線虫、マダラカミキリ、これは被害を受けて枯れた丸太の中に住んでいるわけでございますが、それをいままで被害がなかったところに運び込んで新たな被害を起こしている実例が少なからずございます。
そこで防除対策でございますけれども、従来から松くい虫の防除につきましては、ただいまございます森林病害虫等防除法という法律によりまして、主として立木駆除あるいは焼き払い等、さらには一部薬の散布という形でやってまいりましたけれども、きわめて激甚な被害に対応するための処置としては非常に問題がある。
これが駆除にいたしましても、御承知のように、立木を伐倒いたしまして、剥皮、焼却、あるいはそれに対して薬剤を散布するということでございますが、この立木駆除につきましても、労務の問題等がございまして十分でない点がございます。したがって、私どもとしましては、空中からの、あるいは地上からでもございますけれども、予防を中心としたスミチオン系の散布ということを対策としてとっておるわけでございます。
現在の制度では、病害虫の駆除法に基づきまして、現在発生しつつある病害虫の駆除の補助につきましては、立木駆除なりあるいは伐採あと地駆除等の補助制度があるのでございますが、今後発生するであろうというためのあと地整理については、現在補助対象としては考えておりません。
これは予算の積算の問題になりまするので、なかなか申し上げにくい点もございまするが、たとえば、先ほどマツクイムシの立木駆除の例を申し上げて柴田先生の御質問にもお答え申し上げたわけでございますが、一立方メートル当たりの伐倒、玉切り、剥皮、焼却の経費でございますが、これが昭和四十二年度の予算でまいりますと約千四百円くらいになるわけでございます。
○政府委員(若林正武君) 代執行によりまする駆除量は、年度によって差はございまするが、立木駆除はおおむね二万から三万立方メートル、伐採跡地の駆除は百ないし三百ヘクタールでございまして、その経費は三十五年度は約一千二百万円でございましたが、四十二年度は二千八百万円計上いたしておるのでございます。